「良くない状態」を意味する
「芳しくない」は、「芳しい」の持つすばらしいという意味を否定し、「状態・状況が良くない」という意味になります。
「本当は良いはずだったのに良くない」「想定していたのとは違って良くない」というように、期待外れ・想定外というようなニュアンスを含むのが特徴です。
どちらかと言えば悪いという遠回しな表現
「芳しくない」は、「悪い」と断言するような強い表現ではなく、「どちらかと言えば悪い」と、遠回しに告げる際に使う表現です。「芳しい(すばらしい)」の意味を否定しているため、婉曲の表現となるのは使用する上でも大きなポイントになります。