2025年 公演ラインアップ【KAAT神奈川芸術劇場公演/梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演】<2025年6月~7月・宙組『RED STONE』>
2024.12.05
2025年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【KAAT神奈川芸術劇場公演/梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。
宙組公演
■主演・・・水美 舞斗(専科)
◆KAAT神奈川芸術劇場:2025年6月20日(金)~6月29日(日)<一般前売 2025年5月18日(日)>
座席料金…S席8,300円 A席5,000円
◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2025年7月10日(木)~7月15日(火)<一般前売 2025年6月1日(日)>
座席料金…全席8,000円
ミステリアス・ロマン
『RED STONE』~悠遠なる叫び~
作・演出/謝 珠栄
1920年、第一次世界大戦後の深刻な経済状況下に置かれていたイギリス。その南西部に位置する上流階級の保養地バースもまた、古代ローマの遺跡ローマン・バスを有する歴史ある温泉都市として健康を求め訪れる人々から人気を得ていたものの、経済的には低迷していた。バースの小さなミュージックホール“PALLADIUM”で働くアレックス・カニンガムは、街を訪れる疲れた人々の心を和ませ、笑いや楽しさを提供しようと奮闘するヴォードヴィリアン。
ある時アレックスは、イタリアからの出稼ぎ人で、家族の恨みを果たすべく殺意を抱えた自転車修理工ジーノ・ロッシと、医療ボランティアとしてバースを訪れていたバーバラ・ディーダラスと偶然に出会ったことで、初めて自分の祖父の人生と向きあうことになる。
ジーノが落とし、バーバラが拾いあげた“赤い石”。そしてジーノを助けるために事故にあったアレックスがその時に見た“夢”。この2つの関連性を紐解くうちに、アレックスは家族の埋もれていた過去を掘り起こし、それは思いもよらない結末を招くことになる。
全てはアレックスの人生にとって偶然の出来事だったのだろうか…。それとも、赤い石が…、先祖が導いたアレックスにとって必然的な出来事だった