行政院、日本5県産食品の大半の輸入解禁を発表/台湾 - フォーカス台湾quote: 行政院(内閣)の羅秉成報道官は8日、記者会見し、2011年から続けてきた福島など5県産食品に対する輸入禁止措置について一部食品を除いて撤廃すると発表した。日本が主導する環太平洋経済連携協定(TPP)への加入を昨年9月に申請した蔡英文政権にとって、5県産食品の禁輸解除が課題となっていた。

台北市の行政院庁舎で開かれた会見には、台湾の貿易交渉トップを務める同院の鄧振中政務委員(無任所大臣)、陳時中衛生福利部長(保健相)、王美花経済部長(経済相)、呉釗燮外交部長(外相)、陳吉仲農業委員会主任委員(農水相)らも同席し、各省庁の今後の施策などについて説明した。