日本の宗教は縄文時代の山の神信仰、弥生時代以降の水を授けてくれる水分神への信仰、これを母胎とした神社の鎮守の森、最澄・空海の山岳仏教、山岳修行を旨とする修験道、禅宗の山岳道場、近世後期の富士講・木曾御嶽講、新宗教の霊山詣というように山や森の信仰を母胎として展開してきた