masaka says
ピエール・ブーレーズの「アンテーム」を、河村絢音の演奏で。蝶が舞い蜂が刺すようなVn独奏、IIは電子楽器とのデュオで響きの広がりや句読点が加わりながらの丁々発止。マティアス・ピンチャー「ヴェールについての考察への習作第3番」は高音域の動きの合間に人の息などを模す多用な音の技巧。ブルーノ・マントヴァーニ「ハッピー・アワーズ」はトレモロにこだわりつつ半音階の駆け足から四分音を含む重音。電子楽器を伴ってルイス・ナオン「6つのカプリース」は動と静の1番、2番を、佐原洸「デュオ」は音の重なりが滲みながら広がってノイズや宇宙空間のように。演奏お見事。B→C行くべきだった。Initiale INL22D #nml