masaka says Dec 29, 2024 02:42PM 尾崎まゆみ「レダの靴を履いて」を読んだ。塚本邦雄歌集が届く前に何かないかと図書館で探して借りた本で、「塚本邦雄の歌と歩く」というサブタイトルの通り、50首ほどを選んで一つずつ鑑賞していく。難解で句跨りや字余り満載の前衛歌だが、こうやって愛情を込めて紐解かれると、魅力が何層にも広がって染み込んでくる。歌集にいきなり取り組んだら立ち往生していたかもしれず、よい出会いであった