masaka says
アーティゾン「ジャム・セッション×毛利悠子―ピュシスについて」に行ってきた。インスタレーションが電流や磁力や風などによって動くあるいは流れて音を発したりする。入口でいきなりオルガンが鳴っていてうっかり通り過ぎたがこれが“腐りゆくフルーツの水分量にあわせて発せられた信号”だった。デュシャンの《大ガラス》をモチーフにしたというインスタレーションは「独身者の機械」は参照作品を見直して始めてそうなのかと思う一方「花嫁の世界」は参照はよく分からないもののこれ単独で面白い。《鬼火》は真っ暗な中で鉄琴がパチパチ。しかしジャムというよりほぼ独演では。続く「ひとを描く」「マティスのアトリエ」は落差がありすぎてぼんやり通過