masaka says
グロリア・コーツの交響曲第1番「開放弦による音楽」を、イラン・ヴォルコフ+ミュンヘン室内管の演奏で。Cを中心にDes、Bとうねうね動くのが開放弦なのかどうかよく分からないがPizzが琵琶のようにも聞こえなんだか雅楽の雰囲気もある。終楽章はホワイトノイズからグリッサンドの嵐。交響曲第16番「時間の凍結」も長い音符で五音音階みたいな音律を行き来しつつ微分音的滲みが広がり終楽章はやはりグリッサンド。「我ら孤独に鳴らす」はTimpを加えて長いグリッサンドが上下する中にSopがツェランの詩を、「その白い苦悶」はマラルメの詩にOb/EHr独奏の苦しげなモノローグが絡む。どれも居心地が悪くかなり変わってる。NEOS12315 #nml