masaka says
ゲオルク・カッツァーの「弦のための音楽I」を、クレメンス・シュルト+ミュンヘン室内管の演奏で。クラスターやPizzが飛び交う空中戦のさなか中間部は穏やかな(疑似イ長調?)音楽となるがまた忙しい動きに回帰する。「3つの言葉」は2004年の作なのに新古典主義みたいあるいはバルトーク風でもある半端な調性感。フリードリヒ・ゴルトマン「…ほとんど凍った落ち着きのない…2」は管打Pfも加えた小アンサンブルが捉えどころのない曖昧模糊から目覚めてリズムを獲得するがまた消えていく。「合奏協奏曲II」は16奏者でゆっくり起き上がってやがて管打が交錯しメカニカルな運動を経て最初に戻る。NEOS12122 #nml