masaka says
ファルツィア・ファラーの「木‐髪‐息‐光」を、ソナー四重奏団の演奏で。微分音混じりの不協和なグリッサンドやハーモニクス、スルポンの冷たく硬い音が時折爆発する。「…そして解放された…?」はVn独奏で不安な響きの中に時々入り込むノコギリ音。「アルボルツの日々眺め」は2ギターのぽつぽつと鳴らされるハーモニクスに微分音の静けさ。「同じ瞬間に」はSSax+BCl+Trb+Cb+Hp+打で薄く長く伸ばされる微かな音による静止画「色に見とれる」はFl+Cl+Fg+弦4+Pf+打で少し色彩も音量も増えるが大半が引き伸ばされる音。Wergo WER6443-2 #nml