masaka says
泉屋博古館東京「オタケ・インパクト」展に行ってきた。尾竹三兄弟=越堂、竹坡、国観の特集で、日本画アナキズムという触れ込みだが、第1~2章は普通の日本画。第3章の竹坡は幾何模様の《銀河宇宙》、赤髪の女たちが舞う《流星》、異形の力《風精》《火精》がモダンだがちょっと行儀よく、あとは第4章の越堂《赤い達磨》、国観《天の岩戸》がまぁまぁ面白かった。続けて大倉集古館「志村ふくみ 100 歳記念 ―《秋霞》から《野の果て》まで―」へ。染織はちょっと苦手でいつもスルーしてしまうのだが、青を基調とした《狩衣〈竜神〉》《月の湖》《鳰の湖II》とりわけ《母衣曼荼羅II》は印象深く目を開かれた感じ