masaka says
アレックス・ライト/鈴木和博 訳「世界目録をつくろうとした男」を読んだ。ポール・オトレの構想した世界博物館(ムンダネウム)/世界都市やUDCとその周辺のラ・フォンテーヌ、デューイ、Hアンデルセン、Pゲデス、ル・コルビュジエ、HGウェルズらの活動や考えを紹介する。前半の歴史ノンフィクション的なところは知りたいこととは違ってややもどかしい感じもあるが、後半になると世界目録の考え方がかなり掘り下げられていろいろ付箋を挟んだ。これが現在のウェブを先取りしているというのはまぁ頷けるが、セマンティック・ウェブにも言及していてそのあたりはやや微妙なところも