masaka says
西村朗の弦楽四重奏曲第2番「光の波」を、ロータス弦楽四重奏団の演奏で。鋭い刃が飛んでくるような緊迫感で始まるIとハーモニクスが飛び交い荒々しいリズムでなだれ込むIIの2楽章。三善晃のSQ第3番「黒の星座」は怪しい魔術のようにうねる。矢代秋雄の「弦楽四重奏曲」は哀愁のあるというかところどころ弾けているのに全体としてオーソドックスな印象。細川俊夫「ランドスケープ I」はゆっくりと霞でも流れるような。武満徹「ランドスケープ」も能のような時間感覚の和声的動きで画布を塗っていく感じ。Warner Classics 5054197838361 #nml