masaka says
中之島美術館「塩田千春 つながる私アイ」に行ってきた。《巡る記憶》の繭に包まれるような柔らかな感覚のあと、クロノロジーで語られる表現とは/生きるとはを求めて試行錯誤した軌跡。様々な作品で用いられる赤い糸=つながり=血管が織りなす生命の世界。思ったよりパフォーマンスや動画に重心がある。長く描けなかったという絵画が復活したあとの《宇宙とつながる》に世界がコンパクトに凝縮されているようにも感じた。メンバーになったのでついでに「パリ・東京・大阪」も駆け足で。東近美で見てはいたが、こちらのほうが展示の雰囲気というか惹起されるイメージが良い感じ